☆三銃士☆
私は私なりのクリスマスを、楽しく過ごすことができました☆
そして、一気に寒くなりましたね…
さて、昨年2024年末から始まった、【三銃士】のお稽古、
《リシュリュー枢機卿》という役に出会い、苦戦する日々の始まりでした…
初演の時は、上級生の緋波亜紀さんが演じていた役、ミレディ役を演じる白藤さんとのなんともいえない「嫌〜な感じ」の悪い雰囲気がとても印象的でしたが、
今回は、「その中にも垣間見える《アンヌ王妃への想い》ももっと入れる!」と、本読みの段階で、はやみ先生から言っていただき…より、[屈折した愛情表現しかできないリシュリュー]がうまれていきました。。。
日頃、さほど感情の起伏もなく、穏やかかつ平和な日々を求める私にとって、このリシュリューという役は、とてつもなく大きな壁でした。
[愛ゆえに]巻き起こす事件の数々…その気持ちを探す中で、もはや、お稽古序盤は特に、どこを見ても壁しか見えず、息ができなくなりそうなくらい、苦しい日々でした。(お稽古中、本気で高笑いしすぎて、息ができなくなった日もありました…)
一緒にタッグを組んだ(結局、本編途中で仲違いみたいになりましたが…)ミレディ役の羽那舞とは、
たくさん話して、2人してどツボにはまり、抜け出せなくなりそうになった時もありますが、 いつからか、(良い意味での)冷静さを失って、悪事を企てるようになっていたように思います… (基本的に、ミレディが乗せ上手なので、リシュリューはうまく転がされていた感はありますが、、、)
想いを寄せていたアンヌ王妃(柊湖春)には、ただひたすらに、庭園での散歩を誘っては断られ続け、、、なんとも不器用な枢機卿ではありましたが、だからこそ、どこか憎みきれない部分もあり(ましたよね?)…と、今更ながらに思っております。。。
2025年は、ローマでコンクラーベがあり、日本では映画【教皇選挙】の公開もあり、例年以上に《枢機卿》というワードを耳にした年でした。
そんな年に、枢機卿について知るきっかけとなったこの【三銃士】、銃士隊メンバーがよく口にしていた《One for all,all for one》の精神も持ちながら、私も生きていきたいと思います!
リシュリューがずっと眺め続けてきた、アンヌ王妃(1幕ラストの出番直前)のとっても素敵な横顔を添えて…☆ (本番中の隠し撮り!ですが、本人にもちゃんと伝えております♫)





