OSKファンの皆さまへ
おはようございます！こんにちは！こんばんは！
翼です🪽
お久しぶりのブログが最終投稿となってしまいました
そして2025年も残りわずか
私個人の2025年を振り返ってみますと、初めての海外公演出演に始まりました
1月、シンガポールでの3回公演
おかげさまで、国内では少しずつOSKの存在が認知されつつあることを感じる場面も増えてきましたが
前年末、劇団営業スタッフと2人で渡星した際は、大量のPR用チラシやグッズ、自力で運んだ本番用のお衣裳や小道具の1部の重さ
何をお話ししても、まずは「?」がお顔に浮かぶ現地の皆さまを前に、なんとかOSKの魅力をお伝えしようと身振り手振りでたくさん汗をかき
いざ本番、初回は半分くらいのお客様入りでした
心に浮かんだのは、下級生の頃、出演者より少ない人数のお客様の前に立たせていただいた舞台もたくさんあったこと
コロナ禍を経て、劇団100周年を迎えても尚、いつかトップスターになりたいと願うよりも劇団の存続自体が何よりの夢だったこと
そして、そんな時舞台の端や後ろから全力の上級生の汗や背中を見て学び、培ってきたことが
異国の劇場で、私だけではなく1年目の下級生も含め、すべての出演者の心のうちに燃えているのを感じました
きっと日本からお越しくださったファンの皆さまも感じ取ってくださっていたと思います
2回目、3回目とリピートのお客様も増え、最後はほぼ満席のステージに立たせていただくことができ
OSKの魂はどんなところにも届くんだと、強く確信しました
続く2月は「三銃士」、3月は名古屋公演・東かがわ公演、4月南座公演と、前年10月岩国から始まった就任記念公演を終えさせていただき
6月と8月はお披露目公演となった「春のおどり」「夏のおどり」、9月はイギリス公演とTTホール公演
そして今、11月から全国巡業公演が続いています
シンガポール公演の確信を頼りに、夢中で走り続けた1年
OSKが初めてお邪魔する街や数十年ぶりの土地もありますが、大阪や東京でも
まだまだ「はじめまして」のお客様がたくさん劇場へお越しくださっています
年内最後のステージとなった福岡公演では、毎回のご挨拶でOSK初博多座公演決定のご報告とともに
初めてOSKをご覧くださったお客様に挙手をお願いさせていただきましたが
毎公演半分以上、多い時は8割くらいのお客様が手を挙げてくださいました
本当に嬉しくて、感動的な光景でしたが
何より、それをご覧になったOSKファンの皆さまの興奮と喜んでくださるお顔が印象的で 深く心に刻まれた1年の締めくくりとなりました
いつもOSKを応援してくださる皆さま、本当に本当にありがとうございます
こんなにあたたかく愛されている劇団は他にないと思います
来年104年目を迎えるOSK
まだまだ夢半ば、あらゆる面で盤石とは言えません
ですが、どんな時も我がことのようにOSKを思い、痛みも喜びも共にしてくださるファンの皆さまがいてくださるから
私たちは決して諦めることなく前を向き続けることができます
これからも劇団員・スタッフ一丸となって、OSKの魂を信じ、技芸を磨き
少しでも多くの方へ「生きる力」「明日への活力」をお届けできるよう、すべてを尽くしてまいります
今後ともOSK日本歌劇団に、熱い熱いご声援の程
心よりお願い申し上げます！
